후리가나로 읽는 일본 고전
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やまとこじふうぶつし
大和古寺風物誌
亀井 勝一郎
亀井 勝一郎의 大和古寺風物誌(やまとこじふうぶつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 108,647자 · 215화면
その後元明天皇平城京遷都とともに現存の地に移されたが、旧都の伽藍をそのまま移動せしめたのではない。だから現存の薬師三尊も元明天皇の御代、即ち白鳳の末期乃至は天平に近き頃の造顕であろうといわれている。しかしこのみ仏に宿る御念願の、すでに天武天皇に発することには変りはないであろう。白鳳時代は天智天皇より、元明天皇平城京遷都までを謂う。その盛期が天武天皇の御代にあることは云うまでもない。即ち白鳳の祈りとはいかなるものであったか――飛鳥の祈りを継ぎつつ、更に天平の開花にまで及ぶこの間の信仰を私は推察したく思うのだ。薬師如来の未曾有の光りを、根源において湧出せしめたものは、所詮白鳳の祈りに他ならないであろうから。
天武天皇が位につき給うたのは、上宮太子薨去されてより五十二年の後である。私はさきに「飛鳥の祈り」の中で、上宮太子の憂悩と悲願について申し上げ、それにも拘らず太子遺族の遭遇された悲運についても語った。蘇我一族はまもなく中大兄皇子と藤原鎌足によって滅ぼされ、天智天皇大化改新を断行されて、わが国家がはじめて諸制度を整えたことは史に明らかである。国外交通の隆盛、国富の膨脹、各氏族の強大、あるいは人口増殖等によって国力は充実するとともに、由緒ある氏族ならびに諸民の思想と生活を統べることは容易ならぬ困難を伴ったで