후리가나로 읽는 일본 고전
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やまとこじふうぶつし
大和古寺風物誌
亀井 勝一郎
亀井 勝一郎의 大和古寺風物誌(やまとこじふうぶつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 108,647자 · 215화면
然しあの深い光沢、円満のみ姿は、ただこれによってのみ可能だったとは思われぬ。真実の安らいを求めて人々は更に深く憧憬し、祈念の音声は激しく仏体にまつわりついていたであろう。
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薬師如来の流麗な光りの線をみると、祈念の音声が何の抵抗もなくなだらかに調和して、おのずから吸いこまれて行くように思われる。鳥仏師の釈迦三尊の厳格な威容は、人間の祈念を厳しく直角に吸いこむようにみえるが、白鳳の薬師如来は、すべての祈りの声を、声のままにいつとはなし自己の光りのメロデーと融合せしむるごとくである。このことを私は音楽の隆盛にむすびつけて考えざるをえなかった。
大化改新より奈良朝へかけて、唐僧と留学生の力によって、読経も漸く荘厳な調べを奏でるようになったであろうし、また寺の大会に伴う様々の音楽と舞踊も急速に発達したであろう。仏教音楽、舞踊、読経、これら一切をふくめた或るすばらしい調べが、白鳳期において開花したのではなかろうか。流麗な音声と楽なくしては、薬師像の光りと線は磨かれなかったに相違ない。即ち天武天皇より三代の朝にわたる祈念は、音楽の洗煉を伴ってはじめて壮麗な調べを得たと云えないだろうか。