일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠1

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠1(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,314자 · 398화면

아오조라 문고

「兵馬どのが不憫じゃ」

お浜の手がまたも懐剣へさわる。

お浜は自分が死ぬ前に――竜之助を殺す――罪の二人が共死をすれば可愛らしい兵馬が助かる。お浜の決心は急速力で根強く、ついにここまで進んで来ました。

果し合いを明朝に控えて、ともかくも眠っていられるだけの余裕が竜之助にはあるのです。

衰えたりといえども剣を取っては人を眼中に置かぬ竜之助、僅かの間に一寝入りして気力を養っておこうと横になったけれども、この竜之助の気は疲れています。

夜な夜な魘されたり、歯を噛んだり、盗汗をかいたりすることは、かの新坂下の闇討に島田虎之助の働きを見てからであります。寝ても起きても島田の面つき、立って行く姿、坐っている態度、それが竜之助の眼先にちらついて離れることがありません。

それがために頭が少しずつ混乱してゆくようで、今もこの僅かなる一寝入りにさえ、机竜之助の前には島田虎之助が衣紋の折目正しく一の香を焚いて端坐しているところへ、自分は剣を抜いて後ろから覘い寄る、刀を振りかぶると前を向いていた島田が忽然とこっちへ向く、横に廻って突っかけようとすると、いつか島田はそっちを向いている、焦って躍りかかろうとすると、島田の前に焚かれた香の煙が一直線に舞い上って、その末端がクルクルと廻って自分の面に吹きかけて来る。