후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠1
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠1(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,314자 · 398화면
「下谷の御徒町に島田虎之助という先生がある、流儀は直心陰、拙者が若いうちからの懇意で、今でも折々は消息をする、この人はまさに剣道の師たるべき達人じゃ」
「島田虎之助先生、お名前も承わったように覚えまする」
「上泉伊勢守の正統を伝えたものは当代にこの人であろう」
己れが子竜之助の剣道を邪道と罵るにひきかえて、島田虎之助を弾正が推薦することは極度であります。
「正しい代りに修行が厳しい――厳しい修行で弟子が少ない、もと名聞を好む性質でないから世間からは多く知られていないが、わしとは若い頃から気が合うてよく交わった――せっかく剣道を学ぶならこの人に就いて学びなされ」
弾正の話の中には、別におのずから見識があって、兵馬にはよくわからないながら、この老人が尋常の人と思えない、もしこんな病気にかからないならば、どんなエライ人になったろうかと、そぞろに尊敬の心を起させるようです。
二十二
「今日は五月のお節句ですねえ」
障子を少しあけて、初夏の清々しい日光と風とを入れ、その膝のところに、ようやく這うばかりになった男の子を遊ばせて、自分はその子の単衣を縫っている若い女房は、ちょっと眉根を顰めて男の方を見やりました。