후리가나로 읽는 일본 고전
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ならしげざっぴつ
小出楢重随筆集
小出 楢重
小出 楢重의 小出楢重随筆集(ならしげざっぴつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 334,351자 · 657화면
大和魂の衰弱
したがって燈火親しむという秋の言葉がある。静かなことである。春の夜はそぞろあるきという、もちろん愛人とともにである。秋の夜はつい待たされがちだという歌がある。太陽が近づくのと遠ざかるのとでこれだけの差が生じてくる。
つい待ち呆けの悔しまぎれに、一つ芸術でも味わってやろうかという気になったり感傷的な日記の一つも書きつけてみたくなったり歌の一つも詠じてみたくなるのも秋である。そのためかどうか知らないが、秋の美術展覧会ははなはだ賑わうけれども、春の展覧会は入場者が少ないので損をするという噂がある。まず秋の顔は高尚だとしておこう。
大和魂の衰弱
私自身の経験からいうと、私たちの学生時代は、自分らの作品を先生の宅へ持参して、特に見てもらうという事をあまり好まないという気風が多かったように記憶する。殊に展覧会前などにおいて持参に及ぶ男を見ると、何んだ、嫌な奴めと考えられた位のものであった。自分の絵は自分で厳しく判断すれば大概判っているもので、それが判らない位の鈍感さならさっさと絵事はあきらめる方がいいと考えていた。そしてなお、先生たちの絵に対してさえも厳しい批評眼を持つ事を忘れなかった。