후리가나로 읽는 일본 고전
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ならしげざっぴつ
小出楢重随筆集
小出 楢重
小出 楢重의 小出楢重随筆集(ならしげざっぴつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 334,351자 · 657화면
煙管
その夜、私はスイートポテトの如くパラフィン紙に包まれた象の幽霊と称するものを人から貰った。馬鹿な、象の幽霊の紙包みなぞあるものかといいながら内心びくびくもので掴んでみると同時に、私は堪らなくなって怖い助けてくれと叫んで目が醒めたが、なお私は象の幽霊のお尻の幻覚におびえていた。
煙管
人間に限らず、犬猫の類でさえも、動くものにかなりの興味を持つ本能があるように見える。手先きを動かしてやると猫や犬は随分ふざけかかって来るし、毬を投げると追うて行く。人間だって子供は独楽を喜ぶし、フットボールで時を忘れ、大人でさえもテニスや野球、ゴルフ等すべて毬の運動に興味を持つ。その点犬猫のふざけるのと大した変化はない。ただその組織や方法が多少複雑であり、勝負があったりする違いはある。
私などは特に犬猫に近いためか子供の時から殊更ら動くものに興味を持っていた。
昔の夜店には美しい西洋館の屋上から金色の球がころがり出し、いろいろの部屋を抜け、階段を通り、複雑な線路を縦横に走り廻って落ちて来る仕掛の露店があった。私はその多少、オランダ風の屋台店の前へ立って、その金色の球の滑かな運動の美しさに見惚れたものである。