후리가나로 읽는 일본 고전
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ならしげざっぴつ
小出楢重随筆集
小出 楢重
小出 楢重의 小出楢重随筆集(ならしげざっぴつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 334,351자 · 657화면
展覧会案内屋
ところが先方の心を汲みはじめばなるほど、断るのは気の毒だというふうになり、賛成の意を現し始めたのだ。結局断りに行ってまとめて帰った。幸いにしてその夫婦の間ははなはだめでたいので結構だが、でも母が死んだ時悲しい中にも心のどん底でただ一つ私はほっとするものを発見した。
あるいは旅に出る時行きたい希望と、その日の天候やその他荷物がうるさかったり、あらゆる条件が何かも一つ腑に落ちないがために、行きたい心と行きたくない心とが同じ分量で喧嘩を初め、とうとう朝から終日鞄を携げてうろうろして、結局やめにしたという馬鹿な一日もあったりする。かかるややこしい大阪弁が近頃は東京でも一般に通用するようになって来たと思う。私が試みに使ってみても誰も笑うものがなく意味がよく通じる。ややこしい言葉は今はもう大阪弁ではないようだ。大体誰にでもこの心がけが潜んでおり、それを滑らかに表現するのにはなるほど便利な言葉だと気づいたのかも知れない。その代りうるさい悩みはいよいよややこしく成長するだろう。
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私は花を買ったので描こうと思ってカン※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)スへ多少の色を塗り始めた頃、友人が電話をかけて来た。