일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ならしげざっぴつ

小出楢重随筆集

小出 楢重

小出 楢重의 小出楢重随筆集(ならしげざっぴつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 334,351자 · 657화면

아오조라 문고

新調漫談

氏子はその氏神へ参詣する位に過ぎない。息子や娘は参詣すべき神様の御名前も知らないでいる位神様の内容が弱って来た。

その代り子供たちは変なものを着せられたり白粉を鼻先きへ塗られたりする恥かしさから解放されつつある。だが、世は不景気にして常に常の如く静かである。時に示威運動の行列や自動車ポンプのうなり声が、子供の心を引立たしめるかも知れない。

大人も子供も、夏は暑いから、せめては新世界へでも出かけて、剣劇の刃の先きからでも冷気を吸うより外に素晴らしいこともなさそうである。剣劇の流行も無理のない勢いだろう。

この衰微しつつある祭礼に代って今日の新しい人間に適当な、しかものぼせ上らしめるような騒ぎ方はないものかと私は思う。

新調漫談

人は皆それぞれはなはだよく似合った帽子を選択し被っているので私は常に感服している。誰が教えたというわけでもなく、政府が制度を定めたわけでもなく、各自、身分相応似合いの帽子を被って歩いている。大工、職工、画家、紙くず屋、大臣、不良少年等、皆似合いの帽子を被っている。

では、帽子の種類がどれだけたくさんこの世に存在するのかといえば不思議にもそれはソフトか中折れ帽子位のものである。