후리가나로 읽는 일본 고전
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ならしげざっぴつ
小出楢重随筆集
小出 楢重
小出 楢重의 小出楢重随筆集(ならしげざっぴつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 334,351자 · 657화면
太いものの所有者には軍人、相場師、詐欺師、山かん、政治家、石川五右衛門、成金、女郎屋の亭主などがあります。
その石川でさえ芝居で見ると、せり上がる山門の欄干へ片足をかけ大きな煙管をくわえて「一刻千金とはちいせえちいせえ」とか申すようであります、あの一言で石川もなかなか神経を持っている男だと知れ、われわれは感心するのであります。
金持か代議士か成金か、女郎屋の亭主か、何か知りませんが、芸者数名を従えて汽車に乗っているのをよく皆さんは見かけることがありましょう、そんな男は大概憎らしいほど太っています、そしてその神経の太さを充分に発揚しております、乗客の神経も、車掌の神経も、女の神経も、汽車の神経も、皆その大黒柱で踏み潰しております、これを作品に例えてみるとちょうど帝展へ、ある彫刻屋が牛車で、達磨の巨像を担ぎこんだようなものかも知れません。しかし帝展では落選させるからよろしいが、世の中ではこれをはねてしまうわけに行かないので困ります。大体遊興と申すものは神経の太さと金の光を発揚する楽しみと見て差し支えありません。別して大阪人の遊興にはこの種類が多いのでありまして神経係りは大変迷惑を致すのであります。