일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しそうとしてのぶんがく

思想としての文学

戸坂 潤

戸坂 潤의 思想としての文学(しそうとしてのぶんがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,809자 · 408화면

아오조라 문고

2 匿名批評論

文学についてであろうと科学に就いてであろうと、或いはもっと直接に社会そのものに就いてであろうと、凡て批評なるものの場面がこの媒質だ。

批評一般の文学的・モラリスト的特色と共に、科学的批評とか科学的道徳とかいうものが、決してただの言葉でないことが判るだろうと思う。

(一九三五・一二)

2 匿名批評論

この間鈴木茂三郎氏が、青木陽平こと木村毅氏の批評を相手どって、遂々東京日日新聞を告訴したという事件は、相当重大な社会的意味を有っている。仮に東日が木村氏本人を引き合いに出して了ったならば、之は普通の喧嘩に過ぎないものになる処を、新聞社の方ではその匿名(又はペンネーム)だったことを根拠にして、新聞社自身が責任を取るかのような態度を一応示しているので、その限りでは、問題は単純に「匿名批評」の問題にあるように見える。

だが、実は東日が鈴木茂三郎氏の攻撃や告訴を真面目に対手になって取り上げたならば、問題は結局平凡な解決を見た筈であって、「匿名批評」の問題さえも起きなかったろうが、新聞の方では一向鈴木氏の憤慨に正直に報いる処がなかったから、問題は告訴という法律事件にまでなって来たのである。