일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しそうとしてのぶんがく

思想としての文学

戸坂 潤

戸坂 潤의 思想としての文学(しそうとしてのぶんがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,809자 · 408화면

아오조라 문고

二

しかし職業的な文学者の文学は、仮に彼の生活費の大部分が会社員としてのサラリーによるとしても、決して余技ではなくて本業だろう。

二

本業と余技との間の関係が薄く見えれば見えるほど、ディレッタントの特色が出るといったが、しかし案外当人自身の生活の統一からいって、この本業と余技とのつながりが一貫している場合も少なくないのである。

寺田寅彦(吉村冬彦)の随筆は総て日常的な自然現象の観察や記述に帰着するが、この随筆方法が同時に寺田物理学の方法でもあるらしい。もっと若いところでは森於菟の随筆や林髞の文章(私は必ずしもこの人の文章を信用しているというのではないのだが)が正しくこれだ。それにも拘らず矢張りこの本業と余技との間に、世俗的に甚だもっともな隔てが自他共に認められる点が、ディレッタントのディレッタントたる所以だろう。例えば小倉金之助博士が数学史や数学教育論を書いたにしても、今日では恐らく誰も純正数学者(?)小倉金之助のディレッタントとしての余技だとは見ないだろう。だから私は、本業と直接関係のある余技をやる種類のものを、第二類のディレッタントに数えていいと思い。