일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しそうとしてのぶんがく

思想としての文学

戸坂 潤

戸坂 潤의 思想としての文学(しそうとしてのぶんがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,809자 · 408화면

아오조라 문고

他人の仕事なり行動なり言論なりを批評するとして、批評する人間も批評される人間と同じ一個人に他ならないのだが、批評する方の人間は、必ず自分の背後に社会人の通念や世論や常識というような何か一般的普遍的な力を意識していて、この自覚によって批評される側の人間よりも一段高い立場に立っていることを意識しているのである。だから仮に批評される側の人間がただの一介の個人の資格しか持たないとしても、之を批評する人間の方はもはやただの一個人ではなくて、こうしたもっと一般的な普遍的な社会的背景を代表している代表者に他ならない。

批評されるのは甲なら甲という名を持った個人の立場であっても、批評する方は云わば社会の立場に立っている。そうするともはや個人的ではない処の社会を代表する批評者の方は、仮に乙なら乙という名を有っていても、それが乙という名を有っている点に意味があるのではなくて、その乙が社会の立場の代表者某だという点に意味がある、ということになる。ここに批評が元来匿名批評になり得なければならず、事実又夫になり勝ちな理由があるのである。

この関係が卑小な色々の興味と結び付いて展開すると、人の噂や金棒引きのように、無責任な、即ち責任を社会自身における評判になすりつけて了う処の、「匿名批評」