후리가나로 읽는 일본 고전
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しそうとしてのぶんがく
思想としての文学
戸坂 潤
戸坂 潤의 思想としての文学(しそうとしてのぶんがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,809자 · 408화면
3 局外批評論
そういう批評は、批評というよりも寧ろ批評的な創作で、更に又それ自身批評(匿名批評)を必要とするものに他ならない。こうした文学的な批評は、伝記文学や文学的な人物評伝に見られる処だが、恐らくこうしたものは、歴史的社会の理論的認識に立つ処の科学的批評では、批評者によって統制され淘汰されねばならないものだろう。科学的批評の記名的な個性(?)は少なくとも決して自慢になる条件ではないのである。
匿名批評の評判の悪いのは匿名批評が悪いからではなくて、匿名批評家にあまり良いのが沢山いないからなのである。要するに本当に客観的な「批評家」に乏しいからなのだ。
(一九三四・五)
3 局外批評論
雑誌や新聞の上で、最近「局外批評」と呼ばれているものは、云うまでもなく、文学に関する限りの局外批評(即ち局外的文芸批評)を指すのである。或いはこの点に注意を喚起すべくもっと正確に云えば、日本の所謂文壇を中心乃至標準として、文芸作家やその文学作品という名で呼ばれるものに関して、局外に立つと考えられる処の、文芸批評を指すのである。
私はまず読者に、このやや煩瑣な物の云い方を許してもらわなければならぬ。