후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,320자 · 398화면
と、たずねた。
宣教師のひとりが答えて、
「いえ、こんど師父が、欧州へ行かれるのは、自分の御用ではなく、日本の文化のために、御使節の御案内役に従いてゆくのです」
「使節とは?」
信長は不審な顔をした。九州はまだ彼の勢力下でない。九州の諸大名と海外との交友や通商には、彼も尠なからぬ神経をはたらかせていた。
「まだお聞きおよびございませんか。実はワリニヤーニの発案で、いちどは是非、日本の有力な子弟に、欧羅巴の文明を視ていただかなければ、真実の通商も国交も始まらないと、欧州諸国の国王、また法王までを説いて、その御承諾を得、いよいよこんど日本からその御使節を遠くお迎えすることになりました。そしてその人選にのぼった御使節の方々は、十六歳を頭にして、まだ皆、いとお小さい少年たちばかりであります」
と、それらの者の人名までを詳しく告げた。
ほとんどが、九州の大藩の子弟だった。伊東義益の甥伊東アンシオの名もその中にあった。大村、有馬の一族の子もあった。
「それは、勇ましい」
信長は、欧州の遠くへ立つという、十六歳を頭とした少年使節の行を、心からよろこんだ。
が、同時に、