일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しんしょたいこうき

新書太閤記

吉川 英治

吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,903자 · 400화면

아오조라 문고

後払い制度の軍札以外には、占領地の山とか田とかをお墨付として、功労があるとか、献納物をしたとかいう、所の庄屋や豪農などへ下附したであろうことも疑いない。

また、それらの者を差配として、土着民の協力をうながしつつ、まず極力、陣中に物資を収めていた。

しかし、この政策は、多少強権をもってするので、なるべくは現在の占領地内では無理をせぬことに命じてある。実施の目標とされた地方は、やがて毛利の援軍が来て布陣するであろうと思われる国境の街道に面した村々、また長良山、岩崎、日差山などのあいだに散在するたくさんな部落だった。

大軍の敵の到来に先だって、まず敵の食糧を味方へ引き上げておくという、作戦上の意義も多分にふくまれているのである。

「物」は「金」だ。秀吉はこんどの工事にあたって、人足の賃銀を、一日割の日傭(日給)にせず、請負制度にして、その募集とともにこういう高札を立てて約束した。

土俵一俵運ぶごとに

銭百文、米一升与う

これは優に、当時の労銀としては、農民の一日以上の収入にあたる。土工の手間賃としても破格なものだった。汗を惜しまず体力の精かぎり働けば、一日のうちに平常の半月分の稼ぎをすることも易々たるものだ。