후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ほんしゅうおうだん かんしゃくとほりょこう
本州横断 癇癪徒歩旅行
押川 春浪
押川 春浪의 本州横断 癇癪徒歩旅行(ほんしゅうおうだん かんしゃくとほりょこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,749자 · 45화면
(一四)暗中水汲隊
咽はいよいよ渇いて来る。ある先生はショボショボ降る雨でも飲んでくれようと考えたものか、空を仰いで大口開けて突立っているが、雨はなかなか旨く口中へ降り込んではくれぬ。その馬鹿気た風体は見られたものではなかった。
(一四)暗中水汲隊
いよいよ山巓に近く水が無いものとすれば、胸突き八丁を降って金性水まで汲みに行かねばならぬ。オオ金性水よ! 金性水よ! そこには氷のごとき清水が瀑布のように落ちているのだ。それを考えただけでも咽がグウグウ鳴る。しかしこの疲れた足で金性水を汲みに行くのは容易な事ではない。この暗い夜! 胸突き八丁の険阻。ことにこんなジメジメした夜中には、蝮が多く叢から途中に出ているので、それを踏み付けようものなら、生命にも係わる危険であるが、咽の渇きも迚も怺える事が出来ぬので、一同は評議の上、留守師団は水汲み隊の帰ってくるまでの間に、天幕を張り、寝る用意を総て整えておく事とし、未醒子、杉田子、髯将軍の三人は、身を殺して仁を為すといわぬばかりに、甲斐甲斐しく身支度を整え、水筒はただ三個の他はないので、こればかりの水では足らぬと、廃殿の中を捜し回り、古びた花立てのような長い竹筒を見付け出したので、それ等をぶら下げ、懐中電灯に暗い険しい胸突き八丁の道を照しつつ、雨を冒して金性水の方へと降りて行った。