후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ゆしまもうで
湯島詣
泉 鏡花
泉 鏡花의 湯島詣(ゆしまもうで)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 62,004자 · 122화면
四十四
以来心に懸って、蝶吉を落籍そうと思うたびに、さることはあらじと知りながら、幼い時からの感情で、羽織の同一のが兆をなして、恐らく、我が手に彼を救うてこれを掌中の玉とせんか、時を措かず砕けるのである。日もあらず煩いでもするのであろう、むしろ、生命が長くあるまい、と思う念に制せられて、その寿を欲するために、常に躊躇していたのであったが。
四十四
「……一旦縁を切ってしまった上では、私が心持にも、また世間の義理にも、疚しいことはないんですから、それが未練というんでしょう。そのうち玉司へ行って、表向縁を切りかたがた、あの男は手切を取ると言われても構わない。芸妓を落籍せると隠さずにいって、金子を取って、それで、勿論二度とかかりあいはしない意じゃありますがね、苦界だけは救って素人にしてやろうと、お上人、可愧いんですが言います。実はそれを心楽みにして、幾分かまだまるッきり離れてしまわないような気で、当分逢わないだけだというような心持でおったんです。
先刻私を尋ねて来た、品の可い老女があったでしょう。彼は玉司に昔から勤めている取しまりで、何十年にも奥からは出た事がない、まだ鉄道はどんなものだか知らない女で、竜子の乳母なんですが、実はその用で参ったんで、私にまた帰れっていいます。