후리가나로 읽는 일본 고전
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ゆしまもうで
湯島詣
泉 鏡花
泉 鏡花의 湯島詣(ゆしまもうで)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 62,004자 · 122화면
四十六
「何にいたしましょうな。」
源次は取片附けて、
「まあ、師匠。」
「じゃあちょいと升どん。」
勝手から、
「御馳走様ですね。」
四十六
「さてはや、何でげすえ御到来物は。」と円輔は洋燈の方へ顔を突出し、源次は柱に天窓を着けて片陰で仰向いた、この両人、胴中を入違いに、長火鉢の前で形がX。
「どうもお相伴を難有うございますよ。」と向へ坐ったのは、遣手が老いたりという面構、目肉が落ちたのに美しく歯を染めている、胡麻塩天窓、これが秘薬の服方、煎法、堕胎した後始末、体の養生まで一切取計った、口の臭い、お倉という婆である。
蝶吉は、確に小包を請取ったので、かくとは思い懸けず、慎みながら、若いから、今も今で、かねていいつけられて窘んだ、花札を引いて、気の衰えるまで負けて帰ったので、済まなさも済まないし、嬉しさも嬉しければ、包んでも色に出る極の悪さ。震える手で明い処へ持出して、顔を見られまいと、傍目も触らず、血の上った耳朶を赧うして、可愛らしく畏って、右見左見、
「おやおや、大倭家内松山峰子様行と書いてあるねえ。」
「峰子様、よッ。」と懸声をするは円輔なり。
「可くッてよ、」と可愧しそうに、打返してまた裏を見た。