후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ねこののみとりぶし
猫の蚤とり武士
国枝 史郎
国枝 史郎의 猫の蚤とり武士(ねこののみとりぶし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,496자 · 368화면
その一組は梶子と民弥で、もう一組は萩丸と菊女で、いずれも同じ日に立ったのであった。
梶子は旅なれた武家の女房、そういったような扮装をし、道行などを軽やかに着、絹の手甲脚絆などをつけ、菅笠などをかむっていた。
民弥はその梶子の亭主かのように、これも旅なれた武士の扮装――すなわち野袴に背割羽織、草鞋ばきに深編笠――と云った扮装で、梶子と親しそうに連れ立って歩いた。
が、この二人の傍には、小荷駄をつけた一頭の馬が、馬子に曳かれて歩いていた。
巨大な箱がつけてある。
人形の箱なのである。
そうしてこの小荷駄の面には、墨黒々と太い文字で「姉小路様御用」と認めてある。
萩丸と菊女の一行こそは、まことに変な一行であった。
二人ながら駕籠に乗っていた。二人ながら反対に変装をしていた。
反対というのは菊女の方が、前髪立ての若衆武士、そう変装をしているのであり、萩丸の方は武家娘風に、変装をしているからで、すなわち男女が反対に、変装をしているのであった。
二人の駕籠を囲繞して、これは公然たる供人かのように、八人の武士や若党が、旅装甲斐甲斐しく従っていた。
が、これらの供人は、実はいずれも明暦義党の、一騎当千の同志なので、その中には加藤東作、吉田彦六、戸島粂之介、足洗主膳、これらの人々も雑っていた。