일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ねこののみとりぶし

猫の蚤とり武士

国枝 史郎

国枝 史郎의 猫の蚤とり武士(ねこののみとりぶし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,496자 · 368화면

아오조라 문고

その青塚へ行こうとして、一散に走っているのであった。

その後からは紀州藩士が、必死となって追って来た。

追いかけながら口々に叫んだ。

「我らは紀州藩士でござるが、大切の囚人を護送して、本日このお城下へ参りましたところ、囚人の同類と申す者、五、六人して囚人を奪い、只今向こうへ逃げ行きまする! ……お見受けいたせばここのご領主、井上河内守様のご家来衆が、道を通っていられるご様子、我らにお味方くだされて、囚人お取り返しくだされい!」

これを耳にすると井上家の藩士は、うっちゃって置くことが出来なかった。

(紀州家といえば三家ご親藩、その囚人とあるからは、幕府の囚人と同じようなもの、それを奪われたとあるからは、奪われた土地が我が君の領だけに、後日苦情を持ちこまれるやもしれない。これは味方して取り返さねばならぬ)

「それ!」

とばかりに井上家の藩士たちは、紀州藩士と一団となり、義党の面々を追っかけた。

これは兵庫をはじめとし、明暦義党の面々にとっては、思いもよらなかった出来事で、苦痛とせざるを得なかった。

で、今は死に物狂い、引っ返しては切りはらい、切り払っては走って逃げた。