후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
いなかきょうし
田舎教師 他一編
田山 花袋
田山 花袋의 田舎教師 他一編(いなかきょうし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 156,097자 · 312화면
清三の孤独なさびしい心はこれを聞いて、まだ見ぬところまだ見ぬ山水まだ見ぬ風俗にあくがれざるを得なかった。「一生のうち一度は行ってみたい」こう思ってかれは自己のおぼつかない前途を見た。
年の暮れはしだいに近寄って来た。行田の母からは、今年の暮れはあっちこっちの借銭が多いから、どうか今から心がけて、金をむやみに使ってくれぬようにと言ってよこした。蒲団が薄いので、蝦のようにかがめて寝る足は終夜暖まらない。宅に言ってやったところでだめなのは知れているし、でき合いを買う余裕もないので、どうかして今年の冬はこれで間に合わせるつもりで、足のほうに着物や羽織や袴をかけたが、日ごとにつのる夜寒をしのぐことができなかった。やむなくかれは米ずしから四布蒲団を一枚借りることにした。その日の日記に、かれは「今夜よりやうやく暖かに寝ることを得」と書いた。
行田から羽生に通う路は、吹きさらしの平野のならい、顔も向けられないほど西風が激しく吹きすさんだ。日曜日の日の暮れぐれに行田から帰って来ると、秩父の連山の上に富士が淡墨色にはっきりと出ていて、夕日が寒く平野に照っていた。途中で日がまったく暮れて、さびしい田圃道を一人てくてくと歩いて来ると、ふとすれ違った人が、