일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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いなかきょうし

田舎教師 他一編

田山 花袋

田山 花袋의 田舎教師 他一編(いなかきょうし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 156,097자 · 312화면

아오조라 문고

四十六

四十六

戦争はだんだん歩を進めて来た。定州の騎兵の衝突、軍事公債応募者の好況、わが艦隊の浦塩攻撃、旅順口外の激戦、臨時議会の開院、第二回閉塞運動、広瀬中佐の壮烈なる戦死、第一軍の出発につれて第二軍の編制、国民は今はまじめに戦争の意味と結果とを自覚し始めた。野はだんだん暖かくなって、菜の花が咲き、菫が咲き、蒲公英が咲き、桃の花が咲き、桜が咲いた。号外の来るたびに、田舎町の軒には日章旗が立てられ、停車場には万歳が唱えられ、畠の中の藁屋の付近からも、手製の小さい国旗を振って子供の戦争ごっこしているのが見えた。学校では学年末の日課採点に忙わしく、続いて簡易な試験が始まり、それがすむと、卒業証書授与式が行なわれた。郡長は卓の前に立って、卒業生のために祝辞を述べたが、その中には軍国多事のことが縷々として説かれた。「皆さんは記念とすべきこの明治三十七年に卒業せられたのであります。日本の歴史の中で一番まじめな時、一番大事な時、こういう時に卒業せられたということは忘れてはなりません。皆さんは第二の日本国民として十分なる覚悟をしなければなりません」平凡なる郡長の言葉にも、時世の言わせる一種の強味と憧憬とがあらわれて、聴く人の心を動かした。