후리가나로 읽는 일본 고전
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いしかりがわ
石狩川
本庄 陸男
本庄 陸男의 石狩川(いしかりがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 253,535자 · 506화면
ひどい空腹であった。喜んでくれるであろうと思った貸付け地の許可は、反対にありありと不安を募らせた。
対置する計画を立て、説得し、惹きつけ、定めた方針にいちずに、思いを新たにして立ち直らねばならぬのである。あざ笑って、しかもどこか心の片隅でそれとなく期待した偶然や僥倖からは、完全に見離された。その日その日の明け暮れが、人々の心を刻々と郷里に追いもどしていた。郷里を思うことはむかしの生活をなつかしむことであった。あたえられた俸禄を食んで、無為に暮した日を追想することであった。それを剥奪された日の傷心は日とともにうすれて、あたかも自分の自由意志で今日の苦しみを招いたような悔恨に取りつかれた。すると、一つにまとめた開拓への昂い意志は、悪い条件に出逢うたびに、ひきおろされ、ひン曲げられ――今や踏みにじるのも止むを得ないと彼らの顔色が叫んでいた。坐って、いつも先方からやって来る打開の道を待っていた彼らにあって、しかし、ようやく、善悪は別にしても、とにかく動きださねばならぬぎりぎりのところまで来ていた。これは崩れて行くいきおいであった。その一点に双手をひろげて立ち向って、逆に盛り返して行かねばならないのである。