일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おちょうふじん

お蝶夫人

三浦 環

三浦 環의 お蝶夫人(おちょうふじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 123,730자 · 242화면

아오조라 문고

「卵を生のまま飲みます。私が『お蝶夫人』をうたいます時は、第一幕に出る前に、舞台裏で卵を二つのみます。次の幕の時も二つのみます。最後の幕の時も二つのみます。ですから『お蝶夫人』は六ツの卵でうたうのです」

「卵を生のまま飲むんですって!しかも六ツも飲むんですって!よくマダム三浦のお腹の中で、ひよこが鳴きませんね」

生卵をのむのは世界で日本人だけ、だから生卵をのむのを不思議がったうえ、六ツものんでは多すぎると、ユウモラスで定評のあるカルーゾーにひやかされて、私はうんざりしてしまいました。それ以来私は卵を三ツに減らしました。一幕に一ツずつにしたのです。

カルーゾーはそれから四年後の一九二一年に死にました。カルーゾーはブルックリンのオペラハウスで「道化師」をうたっているうち、突然血を吐いて倒れたので、コーラスガールが驚いて駈けよって、白いハンケチを出すと、そのハンケチを真赤に染め、一枚のハンケチでは間に合ず、大勢のコーラスガールのハンケチを血に染めてしまったそうです。それ以来再起不能になり、一九二一年八月二日に故郷のナポリで死んだのでした。カルーゾーは私より十一才上だったから、死んだのは日本流に数えて四十九才だったのです。