후리가나로 읽는 일본 고전
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ぐうたらどうちゅうき
ぐうたら道中記
佐々木 邦
佐々木 邦의 ぐうたら道中記(ぐうたらどうちゅうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 164,113자 · 332화면
とお父さんが紹介に及んだ。
「女中に逃げられて難渋していた矢先だもの、つい身につまされたのさ」
と団さんが弁解のように言うと、田鶴子さんも、
「あの折は余程感心なすったと見えて、あゝいう教育的の芝居なら子供を連れて行っても差支ないからお前も見て来ると宜いなとお母さんに仰有っていましたよ」
とその時のことを思い出した。
「それは感心するさ。桂庵へ歎願しても一人も寄越して呉れないのに十八人もずらりと並んでそれが皆揃いも揃って別嬪だったからね。トラホームや腋臭らしいのは一人もいない。あゝいう光景は雇人払底に苦しむ現代人には確かに目の薬だね。少くともあの芝居を見ている間は女中問題を忘れているから有難いじゃないか。こんな風に考えると劇なんてものも案外無用の長物じゃないかも知れないよ」
「御高説恐れ入るよ。しかし一番身につまされるところが御殿女中の数だと聞いたら、『先代萩』の作者は確かに泣くぜ。星野君、世間には斯ういう先生があるんだから君も説教には随分苦心するだろうね?」
「否、芝居の分らないのが団君の好いところさ。ダルウィンは中年から音楽が全く分らなくなってしまったと言っている。