후리가나로 읽는 일본 고전
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ぐうたらどうちゅうき
ぐうたら道中記
佐々木 邦
佐々木 邦의 ぐうたら道中記(ぐうたらどうちゅうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 164,113자 · 332화면
しかしこれは策だよ。商売をしていると儲かれば景気がつくし、損をすれば自棄になるし、仕方がないさ。自然極内で高級の方へも足を踏み込む」
「矢っ張り監視を受ける丈けのことはしているんだね。君は若い時分から狂い水が好きだったからなあ」
とお父さんは言ったが、少時してからその狂い水を勧められるまゝにチビ/\嘗めながら、
「成程、算盤が置いてある。此方の人は勘定高いから、食べながらもこれで当って見て心静かに勘定の来るのを覚悟するんだってね?」
と思い出したように尋ねた。
「それは悪口だよ。此方では商談は大抵斯ういうところか尚一層高級なところでやる。白面じゃ然う/\思い通りのことは言えない。そこは狂い水の功徳、有難いものさ。取引は喧嘩と同じで大概酒の上だからね。随って算盤が座右の銘さ。家内なぞは這般の消息に通じない悲しさ、良人が一生懸命に算盤玉を弾いて公明正大の商売取引をしているのに角を生やす。実際女子と小人養い難しだよ」
と小川さんは算盤の説明と一緒に自分の立場を弁明した。
「細君が余程苦手と見えるね」
とお父さんが笑うと、
「否、苦手のことはない」
と小川さんは強く言って、