후리가나로 읽는 일본 고전
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ぐうたらどうちゅうき
ぐうたら道中記
佐々木 邦
佐々木 邦의 ぐうたら道中記(ぐうたらどうちゅうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 164,113자 · 332화면
と言う。『虎でも買ってくるのかい?』と訊くと、『否、一匹持って行って貰いたいんだ。虎は千里の藪を越すというし、又千里突いて千里帰るともいう。僕は虎を随分持っているが、まだ千里歩いたのが一匹もないから、日本中歩くなら是非一匹持って行って呉れ給え。後から君に箱書をして貰って、千里の虎として子孫に伝える。何うだね?』と頻りに頼むじゃないか。『重いものじゃ困る』と僕も彼の男には度々担がれているから、多少警戒したんだが、『軽いものだ』と言うから、引き受けてしまった。実際軽いけれどこんな嵩張るものとは思いがけなかった。巧く一杯食わされたよ」
とお父さんが説明した。
「実際最も軽い性質のものだと言うから、僕もポケットへ入るぐらいの品だろうと思っていたよ。酷い奴だなあ!」
と三輪さんもツク/″\頼まれ物を見詰めながら呟いた。
「何と言っても最早駄目だよ。見給え。あの通り平気で首を振っている。此奴まで君達を馬鹿にしているようだ。君達は重量と容積を同一視しているんだね。綿一貫目よりも鉄一貫目の方が重いという組だからこんな目に遭うのさ」
と団さんは相談相手にならずに、又新聞を見始めた。