후리가나로 읽는 일본 고전
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ぐうたらどうちゅうき
ぐうたら道中記
佐々木 邦
佐々木 邦의 ぐうたら道中記(ぐうたらどうちゅうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 164,113자 · 332화면
「然うです。先々代まで三島の本陣をやっていました。兎に角参勤交代の折は大名方の御用を足す重要な機関でしたから、本陣は苗字帯刀を許され扶持を賜わったもので、即ち政府の特別指定と奨励金の恩典に浴したものですから、今日の六太夫の如き貧弱なものじゃなかったのですな」
と六太夫十一世は悉皆現代語で遣って退けて、
「本陣時代の遺物が種々ありますから御覧に入れましょう」
と今しがた女中が持って来た行李を開いた。
「詫証文から御目にかけよう」
と仙夢さんは六太夫さんと親類だから始終来ていると見えて、中から表装のボロ/\になった軸を一本掴み出した。そうして、
「これが大高源吾の詫証文といって此家の家の宝物です」
と紹介した。
詫入申一札之事
一我等今度下向候処其方に対し不束之筋有之馬附之荷物積所出来申候に付逸々談志之旨尤之次第大きに及迷惑申候依て御本陣衆を以詫入酒代差出申候仍而件如
元禄十四年
巳九月大高源吾
国蔵どの
「成程、子葉先生余程口惜しかったと見えて相手の名を酷く低いところへ書きましたな」
とお父さんが言った。
「大高源吾ともあろう武士が素町人の馬子に酒代と詫証文を取られたのですから、骨身に沁みて口惜しかったでしょうよ。