일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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キリストきょうにゅうもん

キリスト教入門

矢内原 忠雄

矢内原 忠雄의 キリスト教入門(キリストきょうにゅうもん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 119,257자 · 234화면

아오조라 문고

キリスト教に、「天国」とか「神の国」とかいう言葉がある。聖書を見ると、四福音書の中マタイ伝だけが「天国」という語を用い、他の福音書は「神の国」と言っているから、「天国」と「神の国」とは同じことを指すものと見られる。そして神の国が地上に実現することがキリストの救いの最終目標とされているのであるから、それは天国が地上に成就するということにほかならない。したがって「天国」と言っても、それは「天」という場所的な概念ではなく、むしろ神の御意の完全に行なわれる国の意味であり、その意味において「神の国」と同義語なのである。

ところで、一方、キリストを信じた者が死後行くところを普通に「天国」と呼ぶから、その関連においては、天国は死後の世界、すなわち来世と考えられており、天国すなわち神の国は現世でなく来世において実現するもののように見える。しかもイエスが世に来たことによって、天国は人々の間に来たとも言われておるのである。天国は来世的なものか、現世的なものか。

その問題はこうなのである。キリストが来て人の霊魂と身体を救う福音を宣べ給うて以来、彼を信じて救われた人々の間には、キリストを首とするエクレシヤが成立した。