후리가나로 읽는 일본 고전
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キリストきょうにゅうもん
キリスト教入門
矢内原 忠雄
矢内原 忠雄의 キリスト教入門(キリストきょうにゅうもん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 119,257자 · 234화면
二 人生のよりたのみ
少なからざる人々がこの戦いに敗れて、人生を生き抜いていく気力を失い、自殺を選ぶ者もある。
我々が人生の厳粛な問題に遭遇し、社会の荒波にもまれて生きていく時に、何かしっかりしたよりたのみがほしい。何かしっかりした立場がほしい、ということは、だれしも感ずるところである。自殺者であろうとも、おそらくあるところまでは、相当努力し、相当苦しみ、相当しっかりしようとして、そしてしっかりできなかった人の、気の毒な姿なのであろう。
そこで、しっかりした立場をどうすればもつことができるか。何がしっかりした立場であるか。何によりたのむか、ということが次の問題になる。
二 人生のよりたのみ
たいていの人が、自分のよりたのむものは自分である、と考える。家族だ、親類だ、友人だ、社会だと言ったところが、ほんとうに自分を知る者は自分だけであり、ほんとうに自分の力になってくれる者は自分だけである。加うるに、自分の中には無限の力があり、自分の理性と判断と行動によって、自分を支持していくことができる。それが自分にとって必要でもあり、責任でもあり、また自己の尊厳でもある。――このように考えるところの、自己信頼、自我独尊、自力主義は、個人の責任の強調される自由主義社会の特徴的な思想であって、日本では福沢諭吉がその代表的な主張者であろう。