후리가나로 읽는 일본 고전
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キリストきょうにゅうもん
キリスト教入門
矢内原 忠雄
矢内原 忠雄의 キリスト教入門(キリストきょうにゅうもん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 119,257자 · 234화면
祭司長らは喜んで、ユダに銀三十枚を与えることを約束した。銀三十枚は奴隷一人の価であったのである。
やがて過越の祭の第一日、過越の羔羊を屠るべき日が来た。これを食すべき場所は、エルサレムに限られていた。その夕、イエスはエルサレムの市内に準備せられた家に来て、十二弟子とともに過越の食卓についた。
みな席について食する時、イエスは弟子たちにむかって、「まことに汝らに告ぐ。我と共に食する汝らの中の一人、我を売らん」と言った。弟子たちは憂いて、一人一人「我なるか」と言い出でたが、イエスはその名を指すことをせず、「十二の中の一人にて、我と共にパンを鉢に浸す者はそれなり。げに人の子は己に就きて録されたる如く逝くなり。されど人の子を売る者は禍なるかな。その人は生まれざりし方よかりしものを」と言った。これはイスカリオテのユダに最後の悔い改めを促した言葉であったが、悪魔の入るところとなったユダは心をひるがえさず、一つまみの食物を受けたまま席を立って、大祭司のもとに急いだ。
ユダの去った後、イエスは残る十一人の弟子にむかい、懇々として訣別の遺訓を述べた。「われ新しき誡めを汝らに与う。