후리가나로 읽는 일본 고전
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キリストきょうにゅうもん
キリスト教入門
矢内原 忠雄
矢内原 忠雄의 キリスト教入門(キリストきょうにゅうもん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 119,257자 · 234화면
イエスはくり返して祈った結果、キリストとして世に遣わされた者が十字架上の死を遂げることは、神の定めたもうたところであることを確認し、神の意思し給うところに己が意思を一致せしめて、霊の平安を得た。普通のキリスト観からすれば、十字架につけられるキリストは矛盾であり、ノンセンスである。その一事だけで、イエスがキリストであるとの信仰は空中に吹き飛んでしまうであろう。しかしイザヤ書第五十三章は、恥辱の死をとげるキリストを明白に預言している。否、十字架の死をとげることにこそ、イエスがキリストたる意味があるのであり、その死によりてこそ、イエスがキリストとして世に遣わされた使命が成就せられるのである。イエスがゲツセマネの祈りを終えた時、この真理が彼に確認されたのである。
祈り終えたイエスが弟子たちに語って居る時、祭司長・宮守頭・長老らを始め、捕手の群衆が押しよせて来た。イエスがこの園に来ることを知っていたイスカリオテのユダが、先頭に立って道案内をして来た。かねての打ち合わせであったとみえ、ユダは近よってイエスに接吻し、それを合図に群衆はイエスに手をかけようとした。