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キリストきょうにゅうもん
キリスト教入門
矢内原 忠雄
矢内原 忠雄의 キリスト教入門(キリストきょうにゅうもん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 119,257자 · 234화면
四 キリスト教会の歴史
それ以来千九百年の間に、イエスの福音は世界各国の津々浦々まで弘布され、世に宗教の種類は多いけれども、キリスト教ほどの普及力を示したものはない。今日世界に独立国の数は七十三ほどであるが、各国民、各民族の国語、地方語、方言語を合わせ、一千に上る言語に聖書の全部もしくは一部が翻訳されているのである。
四 キリスト教会の歴史
キリスト教の伝道が進むに伴い、「教会」というものが組織されるようになった。今日世界には多数の教派に分かれて教会があるが、イエスの復活後、使徒たちによって伝道が行なわれた時には、まだ今日見るような制度的な教会はなかった。聖書に「教会」と訳されている原語は、ギリシャ語の「エクレシヤ」であるが、これは元来ギリシャ諸都市の市民総会を指す語であり、その原意は「呼び出す」という意味である。市民の総集会を開催する時、伝令が召集を触れて回ったことからこの名称ができたのであるが、イエスを信ずる者たちはこの世から召し出された者として、ユダヤ人のシナゴグ(会堂)と区別するため、このエクレシヤという語を用いて、自分たちの集会を呼ぶ名称としたものと思われる。
最初は、コリントのエクレシヤとかローマのエクレシヤとか言って、地名を冠したエクレシヤすなわち信者の集会があるだけであり、今日のように宗派的に分かれた教会というもの