일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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まんようしゅうか

万葉秀歌

斎藤 茂吉

斎藤 茂吉의 万葉秀歌(まんようしゅうか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 213,820자 · 427화면

아오조라 문고

巻第九

巨椋の入江響むなり射部人の伏見が田居に雁渡るらし 〔巻九・一六九九〕 柿本人麿歌集

宇治河にて作れる歌二首の一つで、人麿歌集所出の歌である。巨椋の入江は山城久世郡の北にあり、今の巨椋池である。「射部人」は、鹿猟の時に、隠れ臥して弓を射るから、「伏」に聯ねて枕詞とした。「高山の峯のたをりに、射部立てて猪鹿待つ如」(巻十三・三二七八)の例がある。一首の意は、いま巨椋の入江に大きい音が聞こえている。これは群雁が伏見の水田の方に渡ってゆく音らしい、というので、「入江響むなり」と、ずばりと云い切って、雁の群れ立つその羽音と鳴声とを籠めているのも古調のいいところである。そして、斯ういう使い方は万葉にも少く、普通は、鳴きとよむ、榜ぎとよむ、鳥が音とよむ等、或は「山吹の瀬の響むなべ」(巻九・一七〇〇)、「藤江の浦に船ぞ動める」(巻六・九三九)ぐらいの用例である。それも響、動をトヨムと訓むことにしての例である。そうして見れば、「入江響むなり」の用例は簡潔で巧なものだと云わねばならない。この句は旧訓ヒビクナリであったのを、代匠記で先ず注意訓をして「響ハトヨムトモ読ベシ」