후리가나로 읽는 일본 고전
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あかくら
中谷宇吉郎集 第一巻
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎集 第一巻(あかくら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 107,056자 · 223화면
二 元寇
そのような船が沢山並んで、今日のような日に、やってきたことがあっただろう。そしてそれらの塵は、海岸に近い畑中に山のように積まれて、やがては腐蝕して黒い土にかわる。百姓達はやはり今日のような暖かい日に、その土を畑に運んで、易しくて得られる肥料を喜んだのであろう。そしてその塵の中に埋れた、下町の娘さん達が秘蔵していた多くのめんこの中のいくつかが、今不思議に自分の手に拾い上げられたのである。
私はこれだけの決論に十分満足して、立ちあがった。春の海は静かで暖かい。
明日にも考証家の目にこの文字が止って、一笑に付せられることがあるかもしれない。しかしこの空想が事実であることを、私はちっとも要求しない。唯、これが一つのアッコンプリッシュメントであることだけで十分満足している。
(今年の秋、人類学会の遠足会で、この附近へ出かけた時にも二つばかりあった。一つは梅鉢の紋だった。小金井先生が、これは江戸時代のめんこですねといっておられたので、ふと思い出して独りで微笑んだ。)
二 元寇
ある歴史にくわしい友と、こんな話を語り合った。
昔の人は、随分偉い英雄でも、わずかばかりの自然科学の知識がなかったために、度々ひどい目に会っているようである、勿論吾々だって同じことではあるが。