일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あかくら

中谷宇吉郎集 第一巻

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎集 第一巻(あかくら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 107,056자 · 223화면

아오조라 문고

その最も面白い例は、元寇の話である。

いわゆる文永の役、弘安の役が、共に丁度颱風の時期に当っていたことはよく知られている。最初即ち文永の役として知られているのは、文永十一年に、対馬を経て攻めてきたのであって、この時は、我が軍が大変ひどく敗北したのだそうである。何分、蒙古軍は欧洲までも攻め入って、すっかり戦争に訓練されていたので、その戦術は当時の我が国人にとっては随分の驚異だったに違いない。我が国の武士達が、名乗をあげて騎兵戦の一騎打をしようとすると、蒙古の軍隊は密集部隊を作って、丁度現今の戦術の基調をなすような戦法でやってくる。何しろ、現今の欧洲人の戦術というものは、一番の遠い源は、蒙古軍の侵入に備えるためにその真似をしたのにあるといわれている位であるから、鎌倉の武士達には随分恐るべきものであったにちがいない。その上著名なことではあるが、一種の火器を有していた。何でも第一戦にはほとんど手出しが出来ず、箱崎の水城まで五、六里の間、一挙に退却したのだそうである。

しかし文永の役の時は、丁度その日から風が吹き出したので、元の軍隊は皆自分の船に帰って行った。