일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

けんなんじょなん

剣難女難

吉川 英治

吉川 英治의 剣難女難(けんなんじょなん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 243,807자 · 482화면

아오조라 문고

で、利助が急いで見に戻ってくると、長部屋の板の間で、しきりに、エイッ、オッという気当て声が響いている。

「驚いたな、まだやっているんだ……」

と呟きながら覗き込むと、福野流体術の相伝を受けたという部屋の用心棒――浪人金井一角を対手にして、汗みどろに揉み合っている。

「新九郎さん、新九郎さん――」

四、五度呼んだが、双方隙を睨み合っていて、耳にも入らない。と、いきなり金井一角のすくいにかけられた新九郎の体がドッと叩きつけられた。新九郎が刎ね起きると、また投げつけ、叩きつけ、さらに手強く投げつけた。

「勝負はそれまで。それまで。金井さんも新九郎様も、どうか早く船へお越しなすッておくんなさい」

利助が、いい機を引き分けたので、二人は初めて気がついた様子。起き上がって支度もそこそこに、見附前の河岸へ出て行った。

歩きながら、利助はいつもの冗戯半分にこう云う。

「口惜しいな、新九郎様はどうしてそう弱いんですえ。熱ッぽいにゃ驚きやすが、いまだに金井さんの体術にかなわねえなあわっしも業腹で堪らねえ、早く腕を上げておくんなせえ」

「馬鹿を申せ。新九郎殿は技こそ備わらぬが、こう一心では、間もなく拙者の上を越されるに違いない」