후리가나로 읽는 일본 고전
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じゅうにしこう
十二支考(下)〔全2冊〕
南方 熊楠
南方 熊楠의 十二支考(下)〔全2冊〕(じゅうにしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,906자 · 495화면
後先帝を慕うの余り死んだので、詔して敝蓋を以てその陵側に葬ったとあり。また、孫中舎という者青州城に囲まれ内外隔絶、挙族愁歎した時、その犬の背に布嚢と書簡を付け水門を潜らせ出すと、犬その別墅に至り吠ゆる声を聞きて留守番が書簡を取り読み米を負うて還らしむ。数月かくし続けて主人一族を餓えざらしめた。数年後斃れて別墅の南に葬られ、中舎の孫が石を刻してその墓を表わし霊犬誌といったとある。
インドのマラバル海岸のクイーロン港口の築地に石碑あり。ゴルドン大佐てふ英人この辺の湖で泳ぎいると犬吠えてやまず。気を付けて視ると、湖の底に大きな物が徐かに自分の方へ近づき来り、その水上に小波立つ。さてはの襲来と悟ると同時に犬水中に飛び入り食われて死んだ。いくら吠えても主人が悟らぬ故自ら身代りに立ったと知り、哀悼の余りこの碑を立てた。この大佐は一八三四年ボンベイで死んだとあるから余り古い事でない。またデルフトに、蘭王ウィルヘルム一世の碑ありてその愛犬像を碑下に置く。これは一五七二年スペインより刺客来て天幕中に臥した王を殺しに掛かった時、その蒲団を咬み裂き吠えて変を告げ、難に及ばしめなんだ大功あるものと伝えられる(『ノーツ・エンド・キーリス』