후리가나로 읽는 일본 고전
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やまとこじふうぶつし
大和古寺風物誌
亀井 勝一郎
亀井 勝一郎의 大和古寺風物誌(やまとこじふうぶつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 108,647자 · 215화면
白鳳の貴人達は深甚微妙の楽の音と数百の僧侶の読経と、この壮大な交響の裡に仏を拝する妙味を心ゆくまで味った最初の人々であったに相違ない。少くともかかる情緒が、三尊を造顕した仏師の身についていたと云わねばならない。
正面に結跏趺坐する本尊を中心に、右に日光菩薩、左に月光菩薩が佇立しているが、この二躯はあくまで本尊と調和を保って、云わば三尊そろって一つの綜合的な曲線を描き、渾然たるメロデーを奏でるようつくられてある。それは意識的にそうなのだ。右なる日光菩薩は、胴体から腰をかすかに本尊の方へくねらせ、右足は所謂遊び足となってわずかに前方へ出ている。右手を挙げて印をむすび、左手はさげたまま施満願の印をむすんでいるが、その軽くむすんだ指先が、三尊一体として仰いだ折の、右端に終る光りとなっているのだ。左方の月光菩薩は、同じ挙措を対照的に示す。左手を挙げて印をむすび、右手はさげたまま日光菩薩と同様の印をむすびつつ、その指先は左端の光りとなって終る。
飛鳥の御代を過ぎて白鳳までくると、仏体はかくも自在な動きを示しはじめるのである。祈念は祈念を微妙に唆る音楽を随伴しはじめた。