일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠1

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠1(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,314자 · 398화면

아오조라 문고

「そうか、貴様は嫌いか」

「水戸様からいただいたお盃には、お手ずから草体で『水』と書いてござんすのじゃ」

「それがどうした」

「それが、秀五郎忠義の看板でござります」

「うむ、豪い奴だな、貴様は」

芹沢は皮肉な言葉で、意地悪く小野川をひやかそうとする。このたびの喧嘩の落ちは近藤に取られて、それからメッキリ芹沢の人望が落ちた。それが癪にさわって芹沢は、今宵も小野川に突っかかってみる、小野川も虫がいず無言で白けていた時、

「小野川、ちとこっちへ来い」

二三枚離れていた土方歳三が小野川を呼びかける。

お松は、座敷の人混みに上気して、ひとり誰もいない室へ来て、ホッと息をついて、熱る頬を押えています。と、次の間で人のささやく声、

「よいか」

「うむ」

念を押した声と、頷いた声。

「近藤の馴染という女は誰だ」

誰とも知れぬ人の声。

「御雪、木津屋の御雪というのだ」

「ナニ、木津屋の御雪……」

お松は、聞くともなしに耳に入った名は自分の姉分になる御雪太夫のことですから、思わず身が固くなる。しかもその話の主の一人は、さいぜん自分を呼びつけた芹沢鴨のようです。

「それから、吉田氏」

というのは、やっぱり芹沢鴨に相違ない。