후리가나로 읽는 일본 고전
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ならしげざっぴつ
小出楢重随筆集
小出 楢重
小出 楢重의 小出楢重随筆集(ならしげざっぴつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 334,351자 · 657화면
真似
予選の後、本鑑査の時でもむろん通るべき作品は別として、一番われわれが苦しむのは、何としても形だけはあるが気合いが出かけて出ないヤヤコシイ作品である。
要するにうんと気合いのあるところを見せてもらえばいいと思う。本当の気合いは軽率な修練ではとうてい駄目だ、何事も修業だ修業だと私は思うのだ、そして私達も修業であるのだ。
(「みづゑ」大正十四年十月)
真似
落語家が役者の声色を真似ますが、真似ることそのものがその芸当の目的でありますから、その声色なり様子なりが、真物らしく出来た時にはその芸術の目的は達せられたわけです。
真似はいつまで経っても真似であって、真物ではありません。真物になっては面白くありません。
上手な声色を聞いていると、まったくその舞台の光景を思い出してぼんやりとしてしまいます。そしてそれに似させてくれている落語家が大変有難い人のように思われて来ます。その労を謝したい気になります。ついにはその落語家が好きになってしまいます。
私はよくこんなに真物らしくやれるものならいっそのこと役者になってしまえばどうかと、考えることがありますが、しかしこれは似させるという技術が面白いのであって、真物にうっかり転職してくれては大変です。