후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しん・へいけものがたり
新・平家物語
吉川 英治
吉川 英治의 新・平家物語(しん・へいけものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 123,012자 · 245화면
この急激な、地下人の優遇や、武人色の表面化は、決して、公卿殿上の、好む傾向でないにはきまっている。――が、眼をつむって、従来の方針を、こう一変させて来たほど、世はまさに、険悪なのにちがいない。武力なしにはいられない猜疑と不安の結果である。また、保守心理の狼狽でもあった。
一院(鳥羽)と、新院(崇徳)との、御父子の冷やかなおん仲は、せっかく、相互のあいだに、唯一な緩衝地帯となっていた待賢門院の御出家を機として、俄然、真二つの峰と峰とにしてしまった。
群臣は、その谷あいのものである。かれらも、大きな動揺をきたし、いずれの峰へ拠る者も、内心、さまざまな迷路を持った。複雑なうごきや、策謀が行われ出し、あすをも知れない不安に、駆られ出したのはいうまでもない。
これに、拍車をかけて、いよいよ暴威をさかんにしているのが、叡山、三井、奈良などの、武装された僧団の大衆である。
かれらへの朝令は、一として行われたためしがない。なんぞといえば、強訴であり、合戦ざただ。到底、武力なしには、官庁でも、かれらと応待できないという有様である。
ここ数年間に――
忠盛、清盛父子を始め、六条為義の配下などが、功をたてた事件といえば、そのことごとくが、僧団との、対抗であったといえる。