후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しん・へいけものがたり
新・平家物語
吉川 英治
吉川 英治의 新・平家物語(しん・へいけものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 123,012자 · 245화면
女院と西行
とよばれた。――辛酉や甲子の歳には、年号をかえる旧例があり、それにならったものである。
ところが「永治」は、わずか半年で、また変えなければならなかった。
同年の十二月。
かねてこのことはあろうと予想されていたが、突として、崇徳天皇の御退位と――同時に、皇太子体仁の受禅が実現され、同月二十七日、即位式も、とり行われた。
新帝の近衛天皇は、まだ、乳の香もうせない、お三つという、いとけなさ。
ために。――“関白ヲ以テ、摂政トナス”と、布告された。
氏ノ長者、太政大臣関白、藤原忠通が、これから、摂政をも兼ねることになる。
退位された崇徳は、なお、二十二歳のお若さである。心にもない御譲位たるは、疑うまでもない。むざと若木を抜き捨てられ、まだ三歳にすぎない幼帝におきかえられた御無念さを、人びとは閉じた心に、推し量り参らすのであった。一系の天子、万乗の君をすら、かくも容易に、他からうごかす力は、何なのか、どこかにあるのか。――ありえないが、しかし事実なのに、おののくのだった。
幼帝近衛は、美福門院の生むところであるから、かの女は、鳥羽の寵幸に加えて、いまはまた、天皇の御母でもある。