일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しん・へいけものがたり

新・平家物語

吉川 英治

吉川 英治의 新・平家物語(しん・へいけものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 123,012자 · 245화면

아오조라 문고

好色法皇

いまは、あの姫までが、まるで叔父叔母をわすれている。養家の恩にそむいてまで、あんな宿借り女の偽態の愛に騙かされてしまうものであろうか。――家成は情なくもなるし、腹が立ってならなかった。が、ぜひなく、ふだんの古車に乗って、かれは、楽しまぬ顔を簾にかくし、平門から出て行った。やがて、遠いほこりの下に、加茂の群衆が望まれてきた。青葉若葉の木がくれに、紅白の幟だの、唐錦の旛だの、榊葉をくくりつけた馬出しの竿だの、人間で埋められた入口も見えはじめた。家成の古車は、そのときもう無数の他の牛車に押しもまれていた。なんというおびただしいくるまの数であろう。檳榔車もある。糸毛車もある。こんなにも、都には、くるまの数があるものか、と驚かれるばかりである。家成は、ふと、舌打ちならして、ひとり心の底で心のかぎり、罵りちらした。

『アッ。あれは、わしの新調の車らしいぞ。誇らしゅう、わしの前を打たせて行くわ。……ちえっ、牝馬め。――媼のくせに、色気づいて、あぶみにも、くつわにも懸らぬ牝馬め』

好色法皇

いま、馬名簿の奏上式が、終わったところである。

天皇は、玉座に、お妃の藤原聖子とならんで、あかるいお顔を見せておられた。