후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,320자 · 398화면
東海風流陣
それに、徳川家康は、自身、譜代の家臣とともに、この大宮に待ちあわせて信長の迎えに出ていた。信長一行がここへ着いたのは、もうとっぷり暮れた宵であったが、その明るさは昼をあざむくばかりだった。
東海風流陣
その夜の泊りは、大宮神社の社内だった。本殿、拝殿をのぞく以外は、すべて信長一行のために、旅舎として宛がわれた。
わけても、信長の座所は、金銀珠簾の結構をつくし、彼が一夜の休息のために、すべて新たに普請したものと思われる。
とりわけ警固には万全を策した用意が窺われる。四方には木小屋を設け、信長の直属の旗本を配し、また三河武士の隊を、随所の木戸に置いて、座所にはいささかの不安も感ぜしめない。
「信長にたいし、かくまで、心を用いられ、御誠意のほど、奇特に存ずる」
容易に、満足を満足といわない信長も、その夜、家康の心からの歓待には、こういわずにいられなかった。
「――それにひきかえ、北条氏政の仕方は、心のそこが見え透いておる。甲府から大宮までの道すがらにも、随所に氏政の手勢が働き様は、この眼で確と見て参った。かくせぬものは、人の心のうそと真」
信長は酔後についこう胸中の不満をもらした。