일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ウニデスちょうりゅうのかなた

橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇

橘 外男

橘 外男의 橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇(ウニデスちょうりゅうのかなた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 247,361자 · 483화면

아오조라 문고

そしてこの土地の住民たちが、エトラスケール種族であるという眼をもって読み進みます時に、この記録なり書翰なりに描かれている事物がさらにいかに如実に、判然と私のこの推定を裏書きしてまいったかも、これから例を挙げて、一、二拾ってみたいと思うのであります。記録書翰は読む進むにつれて、いよいよこの独逸人の一隊が優美な美しい都会へ足を踏み入れ、そこにおいて長老たちから芳醇なる葡萄酒が供せられ、各自轎に乗駕してこの都会の貴族邸へ、賓客として舁かれてまいることが誌されているのであります。

次いで貴族邸内部における饗宴の模様に移り、饗宴の一つとしての入浴等に及んでいるのでありますが、これらの豪奢なる生活はことごとく羅馬における、最も贅沢なる支配階級エトラスケールの生活実態と考えていささかの相違もないのでありまして、羅馬帝国は勇武をもって諸国を侵略し、諸国は侵略せられしことをもって羅馬大帝国を侵略せりと、史家の申しているのは実にこの謂なのであります。

これを釈いて申せば、羅馬帝国はなるほど諸国を侵略した。が、しかし、諸国の富がことごとく川のごとくに羅馬へ流れ込んだために、羅馬は栄華の極盛に達し国民は相次いで華美逸楽へと趨った結果、当初の剛健勇武なる民は国を挙げて文雅懦弱な国民となり、その挙句がついに国を亡ぼしてしまったという