일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ウニデスちょうりゅうのかなた

橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇

橘 外男

橘 外男의 橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇(ウニデスちょうりゅうのかなた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 247,361자 · 483화면

아오조라 문고

やがて十分ばかりの後、再び座へ戻ってきた博士の頬には、元気そうな色が漲っていた。

「そこでこれから結論を申し上げるわけなのですが、少々歴史上の問題に触れますので、皆様の頭を今から千二百年ばかりの以前へお借りするわけなのですが、先程も金貨のところでちょっと申し上げました、エム・アウレル皇帝……帝は紀元一八〇年三月十七日に亡くなりましたが、すぐ続いてその子のコモンズスというのが即位しました。これが羅馬帝国の皇帝として正式な名乗りを、エム・アウレリウス・コモンズス・アントニウスということになったのでありますが、面倒ですからコモンズス帝と略しておきましょう。

この皇帝は外征を好んだ父のアウレル皇帝とは性格がまったく違って、戦争が大嫌いで、奢侈遊楽のみに耽り、まことに懦弱怯懦で、非常に我儘勝手な皇帝でありました。どういう風に我儘な性質であったかという一例を申し上げますと、羅馬はまことに冬が寒い。父祖代々住み慣れて善美を凝らした大宮殿にもかかわらず、帝にとってはこの寒い羅馬に住んでいることがまことに厭で厭で堪らなかった。

そこでこの大帝国の都を人民もろともそっくりそのまま、どこか海を越えた南方の暖かい国へ移してしまおうと思い立って、侍臣を遣わしてしょっちゅう適当な土地を物色していられた。