후리가나로 읽는 일본 고전
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ウニデスちょうりゅうのかなた
橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇
橘 外男
橘 外男의 橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇(ウニデスちょうりゅうのかなた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 247,361자 · 483화면
時々驚愕したように眼を離して、函の中に納められている木乃伊の方を振り返って見たり、手にした煙草に火を点けるのさえ忘れているのであった。
そして、驚くべし海洋学のマクドナルド博士、博士もまたケネディ博士同様驚異をありありと面に現して、巻物の上に、吸い付けられたような瞳を走らせている。
「おお、古羅馬だ……古羅馬!」
恍惚としたように、二人の学者が独語する。そして時が静かに流れてゆく。
学者の研究の何ものたるかを解せぬ村人たちも、この真摯にして厳粛なる二人の老博士の研究の前には、何かは知らず咳一つ遠慮しなければならぬような、学問の荘厳さを感ぜずにはいられなかったのであった。
……そして、それからまた数時間の後……。
「先生、いかがなものでござりましょうな」と、村長は博士の前に小腰を屈めた。あれから無慮七時間! 読み終ってもまだ二人の学者は、放心したようにただ顔を見合せて沈思しているばかり、絶大な驚きに魂を奪われている様子であった。学者先生たちも腹が空いただろうが、こちとらも腹が減ってかなわねん、もうそろそろいい頃だろうじゃねえか、と村長は頃合いを見計らっていたのであった。