일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ウニデスちょうりゅうのかなた

橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇

橘 外男

橘 外男의 橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇(ウニデスちょうりゅうのかなた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 247,361자 · 483화면

아오조라 문고

基準排水量わずかに七百五十噸、渺たる一駆逐艦の身でありながら科学独逸の粋を集めていかなる秘密装備を施したものか、経済速力二十七節、戦闘速力まさに三十九節という当時にありては世界記録に未だなき驚異的なる快速力を利用して、これに強力なる短波を備え付け東経百五十度南緯四十五度より五十五度の線にかけ、楕円を描いて游弋し跳梁を恣にしていたのであった。しかも艦長の方針によるものか、この艦にあっては敵国商船の掌捕乗員の救助には一切手を触れず、鬼畜のごとく警告撃沈の一手のみであった。

孤立無援の独逸海軍であり制限ある小型駆逐艦ではあったが、大戦勃発の一九一四年夏より、一九一五年の秋にかけて満一カ年と二カ月、どこを根拠地として食糧、燃料、飲料水の補給を続けていたものか、いかに連合国側の船舶がこの眼を晦まそうとしても、必ず通り魔のごとくに現れてくるのであった。暗夜に紛れて出てくることもあれば、濃霧を利用して現れてくることもある。しかも一遍現れたが最後であった。

「止まれ!」たちまち大檣にスルスルと停止信号が上る。

「どこから出て、どこへ行く?」

「乗員は船を見棄てて、ただちに待避せよ!」