후리가나로 읽는 일본 고전
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ウニデスちょうりゅうのかなた
橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇
橘 外男
橘 外男의 橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇(ウニデスちょうりゅうのかなた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 247,361자 · 483화면
たのであろうか。首都とこの僻村との間には、珍しくも前夜来電信電話が頻々と交わされて、居眠りばかりしていた村の小さな郵便局員は眼を廻してしまった。
そして夜が明けると同時に、眠り不足の眼をこすりながら、役場の二階へ駆けつけてきたのは、首都から夜通し自動車をぶっ飛ばせてきたタス、アヴァス、エーピー、ユーピー等各通信社の特派員たち……おそらく在京各有力社の記者という記者たちは、ことごとく眼白押しをしてここに集っているといっても過言ではなかったであろう。それに、知らせを受けて飛んできた財務管理局のお役人たち、事の成行きに好奇心を起して、自分たちの仕事もおっ抛り出して最前列の席を占めている州立蛇毒研究所の若い所員たち、自分では何とも判定は下し得なかったが、ケネディ博士がいかなる断定を下すかと固唾を呑んで控えた例のバヒア・ブランカ大学史学科の教授ケーポ・デ・リアーノ大先生、狭い役場の二階はこれらの連中で、押すな押すなの盛観であった。
その中を村長や村の有力者たちは、村始まって以来のお歴々の来訪に眼を廻しながら、金貨を村のものにし損なった恨みもわすれて、お茶や珈琲の接待に忙殺されていた。